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JA

ペナルティーマークからの敗戦

エル・トラリンでウエスカはもっと良い結果が得られたはずだったが、序盤にPKを決められ、1-0でポンフェラディーナに敗れる

ウエスカはエル・トラリンでPKによる敗戦を喫し、好調な成績に終止符が打たれた。ローテーションを組み、最大7人の先発選手を入れ替えたウエスカは、10分にPKを取られ、潮の流れに逆らって舟を漕ぐことを余儀なくされた。そしてチームはその序盤の打撃から立ち直り、アウェーで自分たちのベストパフォーマンスを見せたが、チャンスは結局無駄となり、アウェーのポンフェラディーナ戦の未勝利記録を更新してしまった。

試合開始から10、パリス・アドットがエスクリチェに倒されたとして主審がポンフェラディーナPKを与えたことからウエスカは困難な展開に陥る。ペナルティの前にポンフェラディーナの選手にハンドの可能性があったとして3分間にわたり協議が行われたが、主審のトルヒージョ・スアレスはPKを合図した。GKアンドレスはユーリのシュートの方向を読んだが止めることができず、ポンフェラディーナにリードを許してしまう。ウエスカがまだトラリンで何もできない一方で、このゴールはポンフェラディーナが非常にアクティブだった序盤の数分間を締めくくるものだった。1-0となったことでウエスカは反撃を開始、その数分後ソコがシュートを放つが決まらない。

コーナーからのプリードのシュートでスタンドがざわついたことを除き、ボールはポンフェラディーナのエリアに入るものの、ウエスカはラストパスを出すのに苦労する。一方ポンフェラディーナはカウンターを伺う。35分、プリードが右サイドに展開し、ソコとアンドレイのコンビネーションからクロスが上がり、エスクリチェがシュートを放つが、これは高く上がってしまう。これがウエスカのもう1つの明確なチャンスだった。そして前半はホームチームのわずかなリードで終了する。

後半、クコ・シガンダ監督はベンチを動かし、シエルバに代わってクリスティアン・サルバドールがピッチに入る。ウエスカがピッチ上で上手く機能し始めるのに数分かかったことを利用し、ポンフェラディーナは決定打となるゴールを狙うが、ゴールラインでアンドレイと激突してしまう。クコ・シガンダ監督は3人の攻撃陣をマルク・マテウ、フアン・カルロス・レアル、カリージョと交代し、流れを変えようとする。そしてウエスカにとって最も明確なチャンスが訪れる。フアン・カルロスのシュートはGKに阻まれ、そのリバウンドをソコが押し込むが、ディフェンスに弾かれる。このようにしてGKマカリーゼが守るゴールを脅かす時間が始まる。マルク・マテウのコーナーキックは直接ゴールを狙うがクリアされ、そのクリアボールを拾ったマルク・マテウがクロスを上げ、ソコがファーポストからシュートと放つがこれはゴールにはならない。そしてクコ・シガンダ監督は最後の選手交代を行い、ソコの代わりにジェラール・バレンティンを投入する。

終盤はウエスカが優勢で、マルク・マテウの完璧なクロスがエル・トラリンの観客をナーバスにさせるが、94分までポンフェラディーナは懸命に守備を行い、1-0のスコアのまま試合は終了した。