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2023年は引き分けでスタート

ウエスカはアルバセテと1-1で引き分け。非常にオープンな試合、ジェレミー・ブラスコがゴールを決め、引き分けに持ち込む

エル・アルコラスは今年2023年も勝ち点を生み続けている。しかしホームでの試合、ウエスカは闘志あふれるアルバセテを相手に引き分けが精一杯だった。アルバセテが前半終了前に先制したが、ジェレミー・ブラスコが同点に持ち込んだ。しかし反撃したものの試合は引き分けに終わり、ウエスカはホームでの無敗記録を10に伸ばした。

今年初の試合、クコ・シガンダ監督は2022年最後の試合、引き分けに終わったブルゴス戦から先発メンバーを3人変更した。クリスティアン、橋本拳人、イグナシ・ビララサに代わり、ティモール、トメオ、ジェラール・バレンティンが先発イレブンに入った。

両チームとも力強いスタートを切り、ウエスカの寒い夜を暖め、スコアが0-0で終わらないことを警告する。アルバセテは試合開始数分で3回ほど明確なチャンスを作り出す。ウエスカはアルバセテの勢いに素早くブレーキをかけ、アルバセテのエリアに入り始める。20分を過ぎた頃、カンテが最初のゴールチャンスを得る。アンドレイの絶妙なスルーパスをカンテがペナルティエリア正面で受けるが、シュートはベルナベが問題なくキャッチする。

その後両チームとも多くのチャンスがあるもののスコアは動かない。ウエスカはジェラール・バレンティンがチャンスを作り何度もゴール前に飛び出し、相手ディフェンスの前に立ちはだかりゴールを脅かす。しかしアルバセテもまたチャンスを重ね、ハーフタイム直前には得点を決める。ウエスカのディフェンスがコーナーキックをはじいたが、ペナルティエリア正面にいたイヒニオがそれを拾ってシュート、これがゴールとなる。

後半、同点を目指すことになったウエスカだったが、反撃に時間はかからなかった。47分、ホアキンからのクロスにジェレミー・ブラスコがゴールエリアで頭で合わせ、ウエスカ加入後初ゴールを決める。これでスコアは同点となった。試合が振出しに戻ったことを考慮し、クコ・シガンダ監督は3枚替えをする。ホアキン、ティモール、カンテに代わり、マルク・マテウ、橋本拳人、カリージョがピッチに入る。

しかしアルバセテは同点には満足せず、攻め続け、ウエスカを守備一辺倒にさせる。ピッチに入ったばかりのマルク・マテウが予期せぬ負傷を負い、試合は大混乱となる。マルク・マテウの代わりにマヌ・リコがピッチに入る。ウエスカは最後の交代枠でジェラール・バレンティンに代えてエスクリチェを投入する。しかし終盤の主役はアンドレス・フェルナンデスだった。ロスタイム寸前に素晴らしいセーブを見せる。アルバセテの方が優勢な状況だったものの、試合は引き分けで終了した。