エルチェのホームでシーズン初勝利
SDウエスカが、マルティネス・バレロでルーレイロのセットプレー弾から試合終盤に勝利をかっさらう(0-1)。
引き分けで終わると思われていた矢先、試合終盤にセットプレーからルーレイロが決勝点を決めた。SDウエスカのシーズン初ゴールと同時に初勝利。87分まで耐えたイダルゴ監督率いるチームは、今シーズンの土台となる勝ち点3を積み重ねた。
時計の針が19:30を指したころ、エルチェのホームでSDウエスカは新シーズンの幕を開け、開始13分にオスカル・シエルバのフリーキックが挨拶がわりのジャブとなった。エドガル・バディアの手が届かなかったが、ボールはポストに直撃。前半は立ち上がりからイダルゴ監督率いるチームがインテンシティ高めでスタートし、シエルバがFKでチャンスを迎える前からソコが持ち前のスピードで脅威となっていた。
しかし、時間が経つにつれお互いに慎重になり、公式戦がもたらすテンポ感が足りなかったのは明らかだった。クーリングブレイクとのハーフタイム突入の間にそのテンポ感が早まり、SDウエスカゴールのエリアにエルチェが進入する回数が増えていた。しかし、デビュー戦を飾ったダニ・ヒメネスは問題なく耐え凌いだ。前半終了間際、ゴールから離れていた瞬間を見逃さなかったハビ・ペレスが意表を突こうとした。
後半、ホームチームの方が勝利に対し貪欲かのように見えたが、セルジ・エンリクとトニ・アバドが途中から入り、さらにウーゴ・バジェホも投入されSDウエスカは敵陣でのプレー時間も増え互角の戦いとなった。ポゼッションはお互いに分け合うも、大きなゴールチャンスを迎えることはなかった。
アスルグラナが覚醒するにはほぼアディショナルタイムまで待つしかなかった。87分、シエルバが蹴ったコーナーキックにルーレイロが合わせ、先制点が決まった。7分のアディショナルタイムが追加されるも、マルティネス・バレロで特筆すべきシーンは何もなかった。昨シーズンの最終戦と同じくSDウエスカ側には喜びのハグや満面の笑みが見られ、幸先の良いスタートを切った。













































