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エル・アルコラス、3連勝を祝う

フアン・カルロスのゴールで、SDウエスカはレガネスに勝利(1-0)。

エル・アルコラスの要塞を造り上げるための新たな石の積み上げ。レガネス戦で1-0の勝利を収め、ホームで3連勝とクリーンシートを達成し、1週間のブランクを経てチームの自信と士気を新たにする、最大の効果を発揮した。最小得点で、最後まで戦わなければならなかったが、エル・アルコラスは、再び力をふり絞り戦ったチームの努力に拍手喝采を送ることになった。 

前節と同じく、SDウエスカはピッチ上で落ち着くのに時間を要した。レガネスが、アンドレス・フェルナンデスの守るゴールに迫り何度もチャンスを得た序盤、多くのプレーが途切れ、流動性はほとんどなかった。実際、コーナーキックからファーポストでのニョムのフィニッシュはポストに阻まれ、レガネスが先制することはできなかった。 ウエスカは30分までの相手の猛攻に耐え、攻撃の基点としてケビン・カルロスにボールを集めた。カルロスは何度か頭で合わせることに成功したが、ゴールネットを揺らすには至らなかった。

前半終盤になると、ウエスカは敵陣に容易に入り込むことができるようになる。そして、ハーフタイム間際に達成したゴールは、ターニングポイントからリードするまで、わずか5分しかかからなかった。 ジェレミー・ブラスコの左からのクロスにケビン・カルロスがヘディングでワンタッチし、フアン・カルロスが巧みにキーパーより前に足を出した

残り後半45分、クコ・シガンダ監督率いるチームに新しいシナリオが開かれた。チームはピッチに戻り、パトリック・ソコに代わってジェラール・バレンティンが最初の交代選手となった。後に橋本拳人、カンテも加わることになる。前半の形を繰り返し、勝ち点1をもぎ取ろうとするレガネスに抵抗し、カウンターでチャンスを生かそうとする。実際、この脚本はほとんど同じように繰り替えされようとしていたが、ファーポストからのフアン・カルロスのヘディングシュートはクロスバーに阻まれ、2点目とはならなかった。その前にも拳人がゴールに迫ったが、カンテとジェラール・バレンティンから始まったカウンターアタックは、最後にGKに阻まれ、ゴールすることができなかった。 

レガネスは、プリドが顔面を強打して治療を受けている隙をついて、チャンスを得たが、パルジスチェクがジャンプした際のファールでゴールは取り消しとなった。ほとんど出番が無いビララサと、プレシーズンに負った怪我を克服して初めてピッチに立ったクリスティアン・サルバドールが出場した終盤は両チームペースを握れなかった。そして、チームを後押しするエル・アルコラスはお祭りと化し、アディショナルタイムの5分間は、幸せの絶頂で時間が過ぎた。