
SDウエスカ、ブタルケで降伏
ウエスカはバレンティンのゴールで先制するも、レガネスに逆転を許し、約2か月ぶりに敗戦(2-1)
SDウエスカは、エスタディオ・ムニシパル・デ・ブタルケで行われたLaLigaSmartBank第38節のレガネス戦で1点差で敗れた。試合はウエスカのリードで始まったものの、シセの2ゴールでレガネスが逆転し、試合は終了した(2-1)。この結果、ウエスカは3月13日のアルコルコン戦以来、約2か月ぶりに敗北を喫し、今シーズン最も成績が好調だった期間に終止符を打った。3節ぶりにエル・アルコラスに帰還し、次節のスポルティング戦のことを考える時である。
試合は激しい立ち上がりとなり、序盤から何度か両チームに先制点のチャンスが訪れる。レガネスはまずアルナイスが、そして次に柴崎がゴール前に迫るがこれはアンドレス・フェルナンデスが反応する。ウエスカは、ホアキンからのクロスを受けたフロリアン・ミゲルにスコアボードを動かすチャンスが訪れ、エスクリチェやセオアネもシュートのチャンスを得る。レガネスはガルセスとアルナイスがボールをサイドに運び、ウエスカのサイドを攻めるなど、積極的にプレーする。24分、フロリアン・ミゲルのヘディングはヒメネスがセーブ。そして34分、ウエスカが先制点を決める。ジェラール・バレンティンの素晴らしい個人技で自陣から始まったカウンターを、低いシュートで完璧にゴールに決めた。時間が経つにつれ、ウエスカはこれまで以上に支配し、ゴール前に迫るようになる。ハーフタイム間近、ニョムのオフサイドでレガネスのゴールは無効となり、このままハーフタイムに入るかと思われた45分、セットプレーからシセがゴールを決め、レガネスが同点に追いつく。
後半はウエスカが前半のタイミングの悪かった失点を帳消しにしようと、均衡した展開で始まる。シスコ監督はホアキンとセオアネに代えてポベダとパブロ・マルティネスを投入する。この試合の重要な場面の1つは57分、主審がエスクリチェに対しペナルティを指摘した時である。しかしプレーはスタート時に既に無効となっていた。そしてその直後レガネスは再びセットプレーから再びシセがゴールを決め、2-1とする。エスクリチェの代わりにガイチを投入し、ポベダと攻撃のペアを組み、同点ゴールを目指す。また、ティモールに代わりミケル・リコを投入し、中盤をリフレッシュする。試合は爆発力のない局面に入り、試合のペースも落ち、レガネスは終盤、ウエスカの攻撃に対し引き下がる。試合終盤の数分、フェレイロがあらゆる攻撃でゴールに迫るが、何度トライしてもゴールには結びつかなかった。