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エル・アルコラス初戦で苦い結末

ウエスカは2度同点に追いついたが、96分、PKでカルタヘナに敗れる(2-3)

ウエスカは新シーズンのホーム開幕戦を準備を整えて臨んだが、期待通りにはいかず、96分、この試合2度目のPKの際にはスタジアムは静まり返った。オープンな展開の試合にしては厳しい制裁と苦い結末だった。ウエスカは常に逆境に立たされながらも2度にわたって同点に追いついた。最初にカンテ、次にジェラール・バレンティンがチームを同点に戻したが、結局は不十分だった。

先制したのはカルタヘナ。オルトゥーニョがペナルティエリアからアンストッパブルなシュートを放つ。ストライカーはその経験を活かしてウーゴ・アングラーダを挑発し、PKを獲得する。ウエスカは最初の数分間は良いプレーをしたがそれを活かせず、今シーズン初めて困難と闘うことになり、結局は代償を払うこととなる。

カンテとエスクリチェの動きを求めて非常に縦に速いバージョンでスタートしたウエスカは、前半は好調だった。ソコは最初の明確なチャンスをとなるボールを持ったが、強すぎてゴールまで導けない。その数分後、正面からのカルタヘナの直接フリーキックはポストを直撃し、これでカルタヘナは目覚める。そしてカルタヘナは徐々に攻勢をかけ始め、PKで最初のゴールを決める。

前半終了に近づくにつれてウエスカは主導権を失ったが、信念は失わず、ハーフタイム前のロスタイム、カンテが同点弾を決める。ソコがディフェンスの前にボールを出し、カンテはセンターバックの選手たちを破ってウエスカの今シーズン初ゴールを決める。

前半はウエスカのゴールで終了、後半はカルタヘナが闘志心をもって臨んだため、クコ・シガンダ監督は反応を求めて3人の選手を交代する。負傷したアンドレイ・ラティウの代わりにジェラール・バレンティン、そしてケヴィン・カルロス、オスカル・シエルバがピッチに入る。交代が功を奏したように見えたが、前半同様カルタヘナは再びオルトゥーニョがゴールを決める。

最後に橋本拳人とフアン・ビジャールが投入される。特に橋本拳人の起用により中盤に流動性が増した。そしてウエスカはジェラール・バレンティンの個人技からマルク・マルティネスが自ら押し込んで再び同点に追いつく。しかし勝ち点1を分け合うと思われた試合終了間際、ウエスカは最悪の結果を迎えることになる。テヘラに対し橋本拳人がPKを取られ、これをサディクが11メートルの距離から決め、最終的に2-3とした。