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エル・アルコラスで再び勝利

ウエスカはアンドラ戦、フアン・カルロスのPKで再び勝ち点3を獲得(1-0)

ホームに勝る場所はない。そのことをウエスカはよく知っている。スタジアムの熱気の中ウエスカはアンドラに勝利し、これでホームで9試合連続無敗を達成した。ウエスカはアンドラというチームとその精巧なサッカーを眠らせることに成功し、のちに退場処分となったフアン・カルロスのPKによるゴールで勝ち点3を獲得した。

この日最初のチャンスはまだ試合開始1分も経っていない時だった。カンテがGKと11になりシュートを放ったもののこれはGKに阻止される。ウエスカは前節から先発メンバーを6人変更し、ジェレミ・ブラスコ、橋本拳人、イグナシ・ビララサ、フアン・カルロス、ホアキン、カンテが先発し、力強いスタートを切る。

序盤、ボールはエリアからエリアへと飛び交い、次にチャンスを作ったのはフアン・カルロスだった。8分、ディフェンスの前に出したホアキン・ムニョスの良いパスからフアン・カルロスがシュートを放つが、これはファーポストに当てる。また、アンドレイも素晴らしい個人技でゴールを狙うが、惜しくも枠を外れる。アンドラは36分、ジャンドロのフリーキックでゴール前に迫り、反撃に出る。ゴールネットを揺らすことはなかったが、このフリーキックは前半アンドラの最も明確なチャンスだった。

ウエスカはハーフタイム前にもう1度チャンスを得る。エリア手前からホアキンがシュートを放つが、GKラッティがわずかにボールに触りゴールを阻止する。

後半に入りアンドラはファーポストへのクロスからカルロス・マルティネスがシュートを放つが枠を外れ、最初のアクションでチャンスを逃す。そこからウエスカにとって最高の時間が始まる。フアン・カルロスがエリア手前からシュートを放ちGKを脅かす。

後半開始からわずか10分後の54分、ゴールエリアでカンテが踏みつけられたとしてウエスカはPKを獲得、今回はフアン・カルロスが失敗することなくゴールを決める。さらにマルティ・ビラに2枚目のイエローカードが出され、アンドラは10人となる。

有利なスコア、そして選手が1人多いという状況でクコ・シガンダ監督はベンチを動かす。カンテとホアキン・ムニョスに代えてエスクリチェとフアン・ビジャールを投入する。またプリードが顔面を強打して出血したためルベン・プリードが代わりにピッチに入り、結局3選手を交代した。

フアン・カルロスが一発レッドで退場となり選手が1人減ったウエスカは、8分間のロスタイムで最後の交代としてエスクリチェの代わりにトメオを起用し、このままスコアを維持したまま試合を終わらせようと試みる。ウエスカは最後の猛攻を耐え抜き、ファンの前で再び勝ち点3を獲得した。