
ウエスカ、劇的に勝ち点1を獲得
イグナシ・ミケルの退場で1人少なくなった試合で、セオアネのゴールでウエスカが同点に追いつく(1-1)
ウエスカはラ・リーガ・スマートバンク第20節、スポルティング・ヒホンと対戦し、終盤に貴重な1点を勝ち取った。イグナシ・ミケルが不可解な判定によるイエローカード2枚で退場となり1人少なくなったウエスカは、エル・モリノンであらゆる手段を講じ、終盤、セオアネの活躍により10人で同点に追いついた(1-1)。ウエスカは6試合連続無敗を続けており、ここ数試合で良いイメージを見せている。次は国王杯が待っている。
2つの相反する調子のチームがエル・モリノンで対戦。しかし、互角のラ・リーガ・スマートバンクでは、これまでの軌跡は関係ないというのが試合序盤から明らかになる。スポルティングは、これまでの不振を打破し、勝利を手にしたいという明確な意志を持ってピッチに立ち、試合開始からウエスカのディフェンスを脅かした。ホアキン・ムニョスは、ウエスカの先発メンバーの中の目玉であり、ウエスカの攻撃の中心に。そして、かなりミスはあったが、ホアキン・ムニョスを探すのがチームの目的だったが、見つけるのに手間取った。その結果、スポルティングがより鋭い動きを見せ、GKアンドレス・フェルナンデスは何度も体を張り、ハーフタイムは0-0を維持した。
後半開始からわずか5分、ウエスカ監督はガイチを投入し、攻撃の動き付ける。しかし、ガイチがピッチに入ろうとサイドラインで待っている間、スポルティングのペドロ・ディアスがエリアの外から強烈なシュートを決めてしまう。ウエスカは後半の残り時間を流れに逆らって漕いでいかなければならなくなった。
リードされしかもピッチには選手が1人足りない状態と、エル・モリノンでのこの試合は既に決まったかのように見えた。しかし「決してあきらめない」の精神がチームを奮い立たせ、カウンターから素晴らしいゴールを決めた。ヌワカリがボールをインターセプトしそれをホアキンのスペースへ送ると、ホアキンはドリブルで運び、ディフェンダーをかわし、エリア中央にいたセオアネにクロスを上げ、同点に追いつく。最後の数分間はどちらが勝ってもおかしくないような狂気に満ちた時間となった。アンドレス・フェルナンデスはディアスのゴールを阻止するために最善を尽くさなければならなかったが、試合終了直前、ホアキン・ムニョスはエリア中央でアシストを探り、2点目が決まりかけた。最終的に勝ち点1獲得。大きな勝ち点となった。