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ウエスカ、アルメリアで辛くも勝ち点1を獲得

苦しんだウエスカは後半、先制するところまでいったが、セオアネのゴールはわずかにオフサイドで無効に。緊迫したデュエルでウエスカは後ろを固める(0-0)

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ウエスカはアルメリアを相手に奮闘し、LaLigaSmartBank首位チームの本拠地で勝ち点1を獲得した。ウエスカの真剣な試合だった。アルメリアの強いプレスに苦しんだが屈強さを維持、そしてチャンスがあればそれを展開した。実際、後半にはセオアネがウエスカの先制点を決めるかと思われたが、VARでホアキンのオフサイドが確認され、0-0の引き分けで試合は終了した。前半サディクはPKを外し、ウエスカは3試合連続無失点とした。

試合開始直後から厳しい戦いになることは明らかだった。アルメリアは常にアンドレス・フェルナンデスが守るゴールエリアを脅かした。キックオフ直後、サディックは2度もゴールエリアを脅かし、その攻撃能力を警告した。試合開始から15分が過ぎた頃、ウエスカは反撃に出る。ガイチの好バックパスからサルバドールが右サイドを走りエリア内に入ったが、シュートやクロスを入れることはできなかった。23分にはプリードがサディクに対するペナルティを取られ、アルメリアにPKが与えられ、サディク自身がPKを蹴ったが外してしまう。ハーフタイムになるまでアルメリアは執拗に攻め続け、ウエスカもエリア内に入ったが最後の数分は精度に欠けた。前半終了時点ではアルメリアの方が優勢だったが、ウエスカが優れたプレーを見せた瞬間もあった。

後半になるとウエスカは忍耐強く集中力を高めて後方を固め、何メートルも前でカウンターでダメージを与えようとチャンスを待った。アドルフォ・ガイチに代えフアン・カルロス・レアルを投入したことで、ホアキンはもっと前に出て攻撃で自由に動き回れるようになり、ダメージを与えた。クーロやアルナウといった選手たちがアルメリアに脅威を与え続けたことは事実だが、ウエスカは苦しんだ。57分、マテウからの素晴らしい深いパスとホアキンの個人技でセオアネのゴールが決まったが、苦しい検討の結果、主審はVARを活用、ホアキンのオフサイドがあったとして残念なことにゴールは取り消された。ウエスカは譲らず、その直後、相手GKフェルナンドのホアキンに対するぺナルティでPK獲得かと思われたが、またしてもオフサイドに終わった。ウエスカはアルメリアの執拗な攻撃を無効にしようとここ数試合の守備の固さを維持し、相手に恐怖を与えようとした。マテウに代わりリコがピッチに入り、その直後には活発な動きを見せていたホアキンがフィジカル不良によりピッチを去り、代わりにピッタが入った。その後6分間のロスタイムの最後まで全力を尽くしたものの試合は終了、勝ち点1を獲得するにとどまった。