
ウエスカ、アルコルコンで僅差で敗れる
ウエスカにとって難しい1日。アルコルコンは後半、ボルハ・バジェのゴールでエスタディオ・サント・ドミンゴで勝利を収める(1-0)
ウエスカはラ・リーガ・スマートバンク第31節、エスタディオ・サント・ドミンゴでのアルコルコン戦、70分のボルハ・バジェのゴールで僅差で敗れた(1-0)。闘志あふれる最下位チームのホームでトライするものの運もなく、この日はウエスカの日ではなかった。エル・アルコラスに戻ってのブルゴス戦を考える時である。
試合は互角の状態から始まった。アルコルコンはアンドレス・フェルナンデスが守るエリア内に頻繁に迫る。しかし、ムラの最初のアプローチ以上、明確なチャンスを得たのはウエスカだった。17分、エスクリチェが右サイドのジェラール・バレンティンにパスを出すと、バレンティンはエリア内で低めの強烈なシュートを放つ。シュートは惜しくもGKチュス・ルイスの右に外れる。その直後、ウエスカは前半で最も大きなチャンスを迎える。エスクリチェがゴール前でGKと1対1となり、右にパスを出す。しかしこのパスが長くなりポベダが間に合わず、先制のチャンスを逃すことに。26分、イグナシが怪我で退場し、代わりにプリードがピッチに入る。アルコルコンは怯えることなく、しつこくアプローチを試みる。今度はフリーキックからムラがホームチーム最初のシュートを放つ。ハーフタイムに入った時にはアルコルコンの方が先制点を決めるような感覚だった。
後半、シスコ監督は選手3人を交代、ティモール、エスクリチェ、ホアキンに代えてモスケーラ、マルク・マテウ、パブロ・マルティネスを投入する。ウエスカはこの時点で両エリアで危険なシーンもなく、やや改善する。68分、セオアネがエリア内でパブロ・マルティネスにパスを出すと、パブロ・マルティネスは、逆サイドからにいるマルク・マテウにパスを流す。マルク・マテウは良いポジションで低い弾道のシュートを放つが、わずかにゴール右に外れる。ウエスカのプレーは改善されたが、その後のプレーがウエスカにとって痛手となる。左からの良いクロスにボルハ・バジェが頭で合わせ、アルコルコンが1-0とリードする。スコアが不利になったことですべてがウエスカにとって登り坂となる。ウエスカはボールを多く持つようになり、アルコルコンは勝ち点3を守るため後ろに下がる。終盤アルコルコンはカレーロにリードを広げるチャンスがあったが、放ったシュートは枠を越える。ウエスカはバレンティンの右サイドの速攻でカウンターを仕掛けるが、フィニッシャーが見つからず試合終了を迎えた。