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ウエスカは善戦するも、ジローナに敗北

互角の試合だったが49分のサムエル・サイスのゴールが決勝点に。後半は精度を欠いたウエスカは勝ち点奪えず(0-1)

ウエスカはエル・アルコラスでジローナと対戦、後半開始早々のサムエル・サイスのゴールで2022年の初戦を落とした。ラ・リーガ・スマートバンク第22節、互角だった前半を折り返し、ウエスカは後半は勝ちに値した戦いだったが、結果に結びつかず。精度に欠け、相手GKのセーブもあり、シスコ監督率いるチームは今年最初の試合を勝利でスタートすることはできなかった。嘆いている時間はない。アウェーのカルタヘナ戦が控えている。

前半はエリアからエリアへと両チームのアプローチでリズムよくスタートする。先発に復帰したフアン・カルロス・レアルが口火を切る。強烈なミドルシュートはゴール隅に向かうが、オルトラがぎりぎりのところでセーブ。12分にはアンドレス・フェルナンデスがエリア内でアレイシ・ガルシアのミドルシュートを防いだ。序盤はジローナが試合を支配していたが、時間が経過するにつれてウエスカも落ち着きを取り戻し、重要な武器である守備の堅さでフアン・カルロス・レアルとヌワカリが前に向かってビルトアップを開始する。ウエスカにとって不運だったのは、ハーフタイム間際にフロリアン・ミゲルが顔面を強打しピッチを去るというアクシデントに見舞われたことだった。

後半に入り、フロリアン・ミゲルに代わりパブロ・インスアが投入されたが、チャンスは少なく、拮抗した試合展開で、GKの介入もわずかと、前半と状況は変わらず。しかし47分、ジローナのゴールが生まれる。ペナルティエリア正面でのリバウンドを元ウエスカのサムエル・サイスがゴール隅へシュート。これがゴールとなる。しかしウエスカも手を緩めることなくギアを上げる。プリードのパスを受けたミケル・リコがペナルティエリア正面で好機を演出する。71分、大きなチャンスが訪れる。ピッタがボールを奪い、オルトラとの11で放ったシュートはGKに弾かれる。そのプレーの続きでプリードのクロスをイグナシ・ミケルが頭で合わせてゴールネットを揺らすが、ボールはクロスの直前にゴールエリアを越えていた。以降もウエスカには大きなチャンスが次々と訪れる。アドルフォ・ガイチのシュートはオルトラがスーパーセーブ、パブロ・インスアのヘディングシュートは枠を越え、プリードのシュートは相手ディフェンスを直撃。ウエスカには同点に追いつくに十分なチャンスが多くあったが、ボールは入らなかった。サイドからのフリーキックをアンドレス・フェルナンデスが前線で合わせるなど、ウエスカは最後まで諦めはしなかった。