Skip to main content
JA

SDウエスカ、勝ち点奪えずルーゴを後にする

一度は逆転に成功するも、終盤の2失点で勝ち点を奪えず、LaLigaSmartBank対CDルーゴ戦で敗れ(3-2)、連敗。

SDウエスカは、前半終了4分前に一度は逆転に成功するも、試合終盤の83分と86分の僅か3分間で再び逆転を許し、勝ち点を奪えずアンショ・カロスタジアムを後にした。CDルーゴは、ホームの利を生かし、LaLigaSmartBank5節で、SDウエスカを3戦連続勝ち点無しとさせた(3-2)。ナチョ・アンブリス監督率いるチームにとっては、忘れるべき一日となり、次の日曜日のホームゲーム対CFフエンラブラダ戦に集中したい。戦い続けるしかない。

出場停止プリドに代わり、スタメンにはイグナシ・ミケルが初めて名を連ねた。また、モスケラもスタメンに戻り、2試合連続で結果が出ていないチームにとって、アンショ・カロで転機を見出す為にアンブリス監督が選択したメンバーだった。SDウエスカにとって、平穏な午後になる様相は無かった。アンショ・カロスタジアムに降りしきる雨、更に開始早々の失点。5分でジェラール・バレンティンが決めルーゴが先制し、SDウエスカは、再びリードを許す形で逆転を狙う展開になる。今季初勝利を目指すルーゴのインテンシティ高い守備網に苦しめられたが、何とかその逆転は成し遂げた。

先制点を許した後もGKアンドレス・フェルナンデスを脅かすライバルを前に、マルク・マテウとのコンビプレーからフロリアン・ミゲルが素晴らしいシュートを放ち、SDウエスカに刺激を与えたかに見えた。そして、ガイチがサイドでフリーキックを獲得し、キッカーを務めたフェレイロのクロスをバレイラがオウンゴール。30分を戦いスコアを振り出しに戻し、アンブリス監督率いる選手たちは、ガリシア州のスタジアムで安堵した。流動的なプレーが出始めると、同点ゴールの8分後、マルク・マテウのファーポストへのCKをエスクリチェが決め逆転でハーフタイムを迎えた。

逆転されても萎縮することがないルーゴは、後半早々も前半のような試合展開を臨んできた。しかし、SDウエスカは、ボール保持で再び同点を狙いインテンシティを保つルーゴにプレッシャーを掛け対応。後半20分を経過すると、ゴールを守るアンドレス・フェルナンデスをルーゴが何度も脅かし、相手の度重なるチャンス、文字通り、試合中ずっと止むことのない大雨にも耐える展開となった。SDウエスカベンチが動き、イシドロ・ピッタを前線の起点にすべくピッチに送り出す。そのピッタのプレーは、マルク・マテウへのアシストになりかけたがコーナーキックとなる。決して諦めることのないルーゴは、最後に恩恵を受ける。ゴールエリア内のこぼれ球をバレイロがゴール。その僅か3分後、クエジャルが逆転ゴールを決めた。