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JA

エル・アルコラスでスコアレスドロー

SDウエスカはスポルティング・ヒホンと0-0で引き分け、本拠地で8試合負けなし。

SDウエスカは勝ち点1を獲得するにとどまった。勝ちを目指したが、クコ・シガンダ監督率いるチームはディフェンシブなプレーからゴールに繋げることができなかった。スコアボードは動かず、試合の主導権を握りながらも報われず、チームに僅かな勝ち点1が加えられた。 

序盤はスコアレスドローで終わる気配はなかった。SDウエスカは、スポルティングからゴールを奪うことを目指しエル・アルコラスのピッチに立ち、2週連続で勝利がなかった迷いを払拭する勢いだった。序盤から試合の主導権を握り、先ずはフアン・カルロスがエリア手前から強烈なシュートを放ったが、わずかにポストをかすめた。そのわずか5分後には、ソコが突破し、最後はクロスシュートを放ったが、これはゴールには届かなかった。前半最も明らかなチャンス:マルク・マテウのCKから拳人が放ったシュートはクロスバーに直撃した。今回も素晴らしい仕事をした日本人選手が得点で報われることはなかった。  

アベラルド監督率いるスポルティングは、このシュートの後、何度も攻め込み、30分には、GKアンドレスが初めてグローブを使い、アイトールのシュートを防いだ。しかし、SDウエスカは何とか反撃し、相手陣内で前半を終える。

そして、後半は再びSDウエスカの攻めでスタートした。今度はクリスティアン・サルバドールのシュートは、相手ディフェンスに当たりコーナーとなった。カウンターアタックでチャンスを狙うスポルティングに対し、SDウエスカは普段とは異なり、相手陣内に到達するためパスコースを探しながら繋ぐプレーを展開した。シガンダ監督は、さらに戦力を加えるため、ケビン・カルロスとソコに代えて、ホアキン・ムニョスとダニ・エスクリチェを起用した。再び、クリスティアン・サルバドールがこぼれ球からチャンスを得たが、ゴールを捉えることはできなかった。 

試合残り10分で、両チームが拮抗する状態で、負傷から回復したジェラ―ル・バレンティンとカリージョがピッチに送り出された。そして、特にジェラールは、サイドで相手を崩しチャンスを作り出すことに成功した。しかし、前にもあったような正確なラストパスが通らず、中断が多いロスタイムを経て、最初のスコアのまま試合終了を迎えた。