ピッタのドブレテがSDウエスカに再び勝利をもたらす

SDウエスカが勝利の道に返り咲いた。レアル・ソシエダのセカンドチームを相手にサン・セバスティアンで勝利し、最終スコアに名を刻み、見事にゴールデビューを果たしたイシドロ・ピッタが、ドブレテで0₋2とした。特に前半、サン・セバスティアンの育成チームが、ボールポゼッションからのコンビプレーをみせ、困難にされた試合をコントロールしたナチョ・アンブリズ監督率いるチームに大きな効果をもたらせた。SDウエスカは、3ポイントを重ねウエスカへ帰り、ターニングポイントとなるべく次節ホームでサポーターの熱い応援を待つ。

フアン・カルロス・レアルが、壮大なレアーレ・アリーナで勝つべく唯一のスタメン新メンバーとなった。試合序盤は拮抗し、両チームがゴールを目指す展開となる。10分を経過すると、ウエスカはペナルティーエリアの中央からフェレイロがシュートを放つもクロスバーを越えた。相手を押し込むウエスカは、ピッタの入団後初ゴールで17分に先制した。ヌワカリがマルク・マテウに預けたショートコーナーからプレーが開始し、正確なクロスにパラグアイ人は頭で合わせチームを先制に導いた。

得点後、レアル・ソシエダBは、相手エリアに攻め込むも、運に恵まれなかった。25分、アンドレイがクロスバー下で弾き返したセカンドボールをジェレミ―・ブラスコがシュートするもGKアンドレスが身体で阻止。ウエスカのGKは、ハーフタイムの数分前にも主人公となり、アンデル・マルティンのグラウンダーシュートを好セーブし、スコアボードを0-1で前半の終わりを迎えた。

ウエスカは、後半をうまくスタートし、点差を広げるチャンスを迎えるも、ゴールラインぎりぎりでボールに触れたエスクリチェが、VAR判定でオフサイドとなり、アンドレイ・ラティウのゴールは無効になった。その後、アンブリス監督は、最初のメンバーチェンジを行い、ペドロ・モスケラがフアン・カルロス・レアルに代わって出場。試合は、両チームがゴールを狙うオープンで、互角の展開になった。ＧＫアンドレスは、引き分けを狙うレアル・ソシエダＢの危険なフリーキックに反応し、再びボールを逸らす。ウエスカの監督は、2回目の交代でベンチを動かし、逃すことのできない試合に節度を与えるべくミケル・リコを投入した。ウエスカは再びライバルのゴールに近づく。マルク・マテウの素晴らしいクロスの後、セオアネが強引にシュートを放つも、ゴールマウスを捉えらえず。ミケル・リコが、次のアクションで左足でシュートを試みたが、ゴールキーパーがキャッチ。

試合終盤は、ウエスカが試合をコントロール。ロスタイムにセオアネがボール奪取からボールをドリブルで運び、最後はピッタが決めて試合終了を迎えた。