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JA

オビエド効果的戦いでSDウエスカに勝ち点を与えず

ボルハとオベングの枠内シュート2本で2失点。エスクリチェのゴールと粘りをみせるも敗戦(1‐2)

SDウエスカは、枠内シュート2本で2得点を挙げたレアル・オビエドにホームのエル・アルコラスでは今季初となる痛恨の敗戦を喫した。後半、エスクリチェが同点となるゴールを挙げるも、オベングが試合終盤に得点し、SDウエスカに勝ち点を与えなかった。ゲームを全体的に支配し、多くの得点チャンスはあったが生かすことはできなかった。

ウエスカは、序盤から主導権を握ろうとしたが、立ちはだかった相手は、タフなライバル。オビエドは、堅実な守備とプレスで、相手エリアでのミスを覗い、試合開始からウエスカのビルドアップに迷いを生じさせた。ブッファリーニが、前半早々にボルハ・バストンとの1対1をギリギリで回避した後の11分、ストライカーボルハ・バストンがゴール。右サイドからのクロスをファーポストでトーキックで決めた。前半、レアル・オビエドがゴールに迫るシーンはほとんどなかったが、粘り強く戦い、ゴールを守り抜くことに成功。一方、SDウエスカは、忍耐とボール支配で対抗した。フェレイロは18分、マルク・マテウのスローインからのこぼれ球に反応し、エリア内でシュートを放つも枠を捉えることが出来なかった。両サイドの選手は、アクティブな攻め上がりと、ガイチとエスクリチェで形成された新コンビに相手を脅かすクロスを供給35分、前半最大のチャンスが訪れる。エリア内ゴール目前から右足で放ったエスクリチェのシュートをフェメニアスが奇跡的に、ほぼライン上でゴール阻止ハーフタイム直前には、このウエスカはまだまだ戦えることを示すかのようにマテウがクロスバーに当たるシュートを放った。

後半は、オフサイドにより後に取り消され、エル・アルコラスを凍らせるゴールから始まったが、ホームウエスカのゲーム支配は続いた。リコがフリーキックからチャンスを迎え、そらすヘディングで狙うもゴールには繋がらなかった。 遂に、62分、同点ゴールが生まれる。左からマテウの完璧なクロスを、プリドが頭でファーに流し、ゴールラインから1メートルの所でエスクリチェが、胸でゴールに押し込んだ。オビエドは、素晴らしい攻め上がりからオベングが決定打に欠くも試合を盛り上げる。時間が経過すると共に、フロリアン・ミゲルのシュートやセオアネの良い狙いなど、より多く、より良いゴールチャンスで優勢に試合を進めたのはSDウエスカだった。それにもかかわらず、残り時間10分強で、オベングがゴールを決め再びリードしたのは、ジガンダ監督率いるオビエドだった。エル・アルコラススタジアムは、同点ゴールを狙うチームを後押し。ホームで戦うSDウエスカは、堅守オビエドを攻めたが、オビエドも譲らず。エル・アルコラスで今季初めて勝ち点を逃がす結果となった。次戦のルーゴとの試合に気持ちを切り替えたい。