
2022年最後の勝ち点1
ウエスカはブルゴスと対戦し、ハーフタイム間際にホアキン・ムニョスのゴールで先制したものの、1-1で引き分ける
2022年に別れを告げるエル・プランティオでの試合は、ウエスカにとって待望のアウェーでの勝利という贈り物を手に入れるための難しい挑戦となった。そしてウエスカはこれに向けて第一歩を踏み出した。ハーフタイム間際の先制ゴールである。しかしこの勝利は一瞬だった。ブルゴスにすぐに同点に追いつかれ、鉄の守りと攻撃的なタッチの1対1の戦いの末、試合は1対1で終了。両チームともそれ以上の結果を求めていたが試合は引き分けに終わった。しかしウエスカはアウェーで再び勝ち点1を獲得した。
ウエスカは前節の雪辱を晴らすべく、力強くエル・プランティオのピッチに立った。鉄の守備を誇るブルゴスとの対戦で、厳しい戦いになることが予想された。ウエスカの最初のシュートはクリスティアンのシュートだったが、これは相手GKの手を直撃する。ブルゴスが反撃するのに時間はかからず、ロングシュートでGKアンドレスを試し、ホルヘ・プリードを中心とするウエスカのディフェンスにプレッシャーをかける。
ブルゴスがエリア間の戦いで鋭い動きをする中、ウエスカのディフェンスはしっかりと守り続ける。このままスコアボードが動かないままハーフタイムに突入かと思われた矢先の前半ロスタイム、右からのカウンターからエリア内にいたホアキンが放ったシュートがゴールネットを揺らし、ウエスカに貴重なゴール、エル・プランティオでの先制点をもたらす。
しかしウエスカは貴重な得点を守ることができない。後半開始時の主役はブルゴスの方だった。後半開始からわずか3分、ブルゴスはフリーキックから同点に追いつく。試合は振出しに戻ったが逆転のチャンスを前にしてブルゴスは強さを増し、2度シュートをポストに当てる。
そしてクコ・シガンダ監督はティモール、カリージョ、ジェラール・バレンティンを投入し、解決策を探す。ウエスカは攻撃をリフレッシュするが、ブルゴスが前に出てくるたびに常に危険を感じていた。ジェラールの良い動きからカリージョにクロスが入り、フアン・カルロスが2点目を決めるかと思われたが、ディフェンスにクリアされゴールとはならず。ブルゴスがゴール前に速く迫ることをうまく利用し、そのボールをエリアへのボールにすることがウエスカには必要だった。クコ・シガンダ監督は最後の選手交代でフアン・カルロスの代わりにエスクリチェを投入、そしてそのエスクリチェがウエスカにとって最も明確なチャンスを作る。
5分間のロスタイムはGKアンドレスのファインセーブで始まった。ウエスカは引き分けで試合終了と考えているようだったが、ブルゴスはウエスカのゴールに迫る。しかし明確なシュートを放つもののゴールにはならず、勝ち点1を分け合った。