
シガンダ監督「サッカーでは言い訳は通用しない。勝つことこそ価値がある」
再びエル・アルコラスでの試合を前に、監督はファンには自分たちが好きなチームをが勝つところを見てほしいと願っている
第4節まであとわずか、ウエスカとクコ・シガンダ監督は2度の苦い敗戦を経て、シーズン開幕時の結果に対する反省の意味を込めてイビサとの試合に臨む。「不思議な感覚が残っている。カルタヘナ戦やアルバセテ戦の時のように負けてしまうと、自分たちがやってきたことが活かしきれていないような気がする。」しかし監督は毎週末が新しいチャンスであり、ここ数試合のことを考えている暇はないと強調した。「試合は毎回違うし、対戦相手によって状況が異なることを認識する必要がある。我々が歩んでいる道が我々を快適に感じさせ、成長させるので、自信を取り戻してしっかりとやらなければならない。」
そして今節はエル・アルコラスで、昨シーズン2度の対戦で1度も勝てなかったイビサとの対戦だ。「前回の対戦ではイビサは良いプレーをした。ボールを組み合わせるスタイルで、ボールを持つのが好きなチームだ。新しい監督を迎え、新たに加入した選手も多い。我々は相手をやりづらくさせなければならない。」イビサは現時点でウエスカと同じ勝ち点だ。そのためシガンダ監督は「イビサは最高の試合をした後でここにやってくる。」と語った。「これまでで最高の試合だった。選手を交代して、一層インテンシティが増した。勝つチャンスはいくらでもあった。」
移籍市場が終了し、監督も満足のいくメンバーが揃った。「ポジションごとに多くの選手がいる完璧なチームだ。ここからは後ろを振り返ることなく、一致団結して仕事に取組み、最高の結果を出さなければならない。」さらに、ウエスカの選手には素晴らしい才能があるが、まだそれが引き出せていないと語った。「私の仕事は選手たちの力を最大限に引き出し、良いチームを作ることだ。」その一方で監督はチームが従う哲学についても主張した。「結果が出せなければならない。結果が出せたはずなのに細かい部分でそれができなかった。こういった言い訳はサッカーでは通用しない。勝つことこそ価値がある。しかしうまくやれば、良い結果が得られる可能性が高くなることは事実だ。」最後にシガンダ監督は相手に勝ち点3を与えてしまった不運な行動を避けるために努力していることを強調した。「人間はできる限り完全であろうとする。ミスを修正する、そうすれば順位と結果に惑わされることはない。」