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90分、歓喜のウエスカ

試合終了まで戦ったウエスカは、セアオネが終了間際にゴールを決め勝ち点3獲得。素晴らしいチームプレーが報われる。

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エル・アルコラスに歓喜。チームとサポーターのパーフェクトな団結の中、ウエスカは、ラ・リーガ・スマートバンク第28節、90分にハイメ・セアオネのゴールでルーゴに勝利した(1-0)。揺るぎない信念のもと、ウエスカはこのリーグですべてを賭けて戦い続けることをピッチ上で示し、順位で上位にいる多くのライバルチームが勝ち点を逃すのを活かした。試合は時間が経つにつれて相手を圧倒し、エル・アルコラスが選手を後押し、それが報われた。

前半はウエスカが力を発揮する。立ち上がりアンドレス・フェルナンデスが守るエリア内でチャンスを作ったのはルーゴ。しかし時間が経つにつれてソリッドなウエスカが見られるようになる。前半の半ば、ゴール前に迫った主役はヘディングシュートのエスクリチェ、セオアネやダリオ・ポベダだった。ダリオのシュートはぎりぎりで相手ディフェンダーが防ぎゴールにはならず。37分にはセアオネが非常に良い動きから2度目のチャンスを得る。エスクリチェからパスを受け、エリア内でセアオネがヒールで狙ったが、これはポストをわずかに外れる。ウエスカが良い感触をつかんでハーフタイムへ。

後半は激しい展開でスタートする。ウエスカは着々とペースを掴み出す。後半最初のチャンスは、セオアネとエスクリチェのシュートだったが、これはルーゴのディフェンスに阻まれる。エスクリチェはその直後にもエリア内でヘディングシュートを放ち、ウエスカの一方的な試合となっていく。シスコ監督はすぐにフォーメーションを変更し、バレンティンとラティウを投入して変化をもたらす。観客は声を張り上げ、最後の最後まで全力を尽くしているチームを応援する。ダリオの良い動きをGKオスカルが驚異的なセーブで1-0となるのを防ぐが、ウエスカはあきらめない。マルク・マテウがセットプレーのキッカーを務め、最後の約25分間インスアが何度かヘディングシュートを放つが、得点にはつながらない。77分、再びエスクリチェがシュートを狙うが、右ポスト下でオスカルが見事なセーブを見せる。ウエスカは献身的なプレーを続け、攻撃陣を増やしていく。試合終了まで5分、主審はティモールへの暴行でカンパバダルを退場処分とし、ルーゴは10人で戦うことに。ウエスカはガイチとフェレイロをピッチに入れ、試合終了のホイッスルが鳴るまで全力で戦う。ウエスカはコーナーキックとサイドからのクロスで攻撃。そして90分、マルク・マテウのコーナーキックからセアオネが念願のゴールを決めた。ウエスカは97分まで数的優位をいかすことに成功。ハードワークと信念で、自分たちが望むところまで行くことができることを証明した。