Skip to main content
JA

UDアルメリアとの激戦は引き分け

SDウエスカは、多くのゴールチャンスを迎えたエル・アルコラスの試合で1-1の引き分け。チーム全員が粘り、これでホーム5戦負けなしとした。

SDウエスカが必死に、そして最後の最後までトライしたがゴールには届かなかった。 エル・アルコラスにUDアルメリアを迎え、勝利のチャンスは作り出したが、両チームとも勝ち点が必要な90分間の激しい試合で、勝ち点1に甘んじなければならなかった。イグナシ・ミケルのゴールで先制し、ダイレクトで昇格を目指すアルメリアに対して、シスコ監督率いるウエスカは素晴らしいパフォーマンスを見せたが、ロベルトネが同点ゴールを決め、そのままスコアを動かすことはできず。この引き分けで、SDウエスカはホームで5試合負けなしとし、来週のアウェー対フエンラブラダ戦に向けて良い感触を残した。 

ウエスカは、試合開始のホイッスルからインテンシティとゴールを目指す覚悟で素晴らしいスタートを切った。6分、マルク・マテウが素晴らしい個人技から、フロリアン・ミゲルにボールを渡すと、フロリアンはニアに素晴らしいクロスを入れた。エスクリチェがゴール前に現れシュートを放ったが、惜しくもこの日の先制点にはならなかった。これが単発のチャンスではなく、前半を通して次々と続くアプローチの前奏曲となった。その直後、フロリアン・ミゲルの強烈なボレーシュートと、セオアネがファーポストに向けたカーブを掛けたシュートのダブルチャンスがあったが、GKフェルナンド・マルティネスが2度ファインセーブした。 11分、遂にSDウエスカのゴールが生まれる。スローインから、ジェラ―ル・バレンティンがエリア内に絶妙なクロスを上げ、イグナシ・ミケルがディフェンスとアルメリアGKの前で完璧なヘディングシュートを決めた。このゴールでゲームプランが変わることはなかったが、アルメリアも強さを発揮し、ロベルトネがゴールチャンスを迎えたが、シュートはゴールの枠を越えた。21分、ポルティージョのクロスをそのロベルトネがヘディングでゴールに押し込み、アルメリアがスコアを同点に戻す。ウエスカはトライを続け、ボックス内でエスクリチェがPKを獲得しかけたが、その前に惜しくもオフサイドの判定でPKは無効となった。休む間もなく、マルク・マテウと共に前半のMVPの一人であるエスクリチェが再び躍動し、決定的なチャンスを迎えた。試合も30分を過ぎた時間、1対1でGKを交わしたが、わずかにオフサイドとなった。これ以上得点のチャンスは無く、ハーフタイムを迎えた。

後半になると、ややペースが落ちた試合展開となったが、アルメリアが反撃に出る。サディクのゴールはオフサイドで無効になり、SDウエスカを応援するサポーターに冷や汗をかかせた。64分、カウンターの場面でジェラール・バレンティンの顔面を打ったとして、VAR判定により主審はアキエメに退場を命じた。ウエスカは数的優位となり、シスコ監督が動く。ジェラールとラティウに替えてホアキンとポベダを投入。その後、パブロ・マルティネスとラゴ・ジュニオールをピッチに送り出した。ポベダの最初のチャンスは、マルク・マテウの左サイドからのクロスに合わせたシーンだったが、枠を捉えられず。両チームにとって重要な試合で、試合の決着が付いていない状況で、時間が経つにつれ緊張感は高まっていった。 SDウエスカは、ピッチ上の数的優位を生かして、もう一つギアを上げようと、サイドからのクロス、4バックの裏へのプレー、攻撃陣のパワーをいかそうと試みた。 87分、CKからパブロ・マルティネスがフリーでヘディングシュートを放つが、惜しくも枠を外れる。試合はロスタイムに入り、冷静さよりも焦りが増し、その結果、アルメリアはフアン・ビジャールが退場となり、SDウエスカのシスコ監督も退場となった。それでも、ホアキンが最後にチャンスを得たが、シュートは決められず、引き分けで試合は終わった