クコ・シガンダ監督「非常に重要な試合なので全員の力が必要だ。」

「日曜日の試合に勝ち、我々がずっと話してきた目標を達成しなければならない。シーズンのラストスパートは激しい闘いとなる。日曜日の試合もそうなるだろう。対戦相手がどう戦うかわかっているからだ。プレスをかけてくる。」シガンダ監督は次のエル・アルコラスでのポンフェラディーナとの対戦をこのように予想している。そのためウエスカのホームゲームでの強さとファンのサポートをアピールする。「サポートはまだ十分ではない。厳しい瞬間があるだろうが、我々には応援し、力を与えてくれるファンの皆さんが必要だ。エル・アルコラスで素晴らしい1年が過ごせたのは選手だけでなく、ファンの皆さんのおかげだ」。そして「非常に重要な試合なので全員の力が必要だ。」と強調した。

今シーズンで一番重要な試合かと聞かれた監督は、「うまくいけば、そうだ」と答えた。「順位表のことを忘れるにはあと1試合必要だ。シーズン中、順位について不安を感じたことは1度もなかったが、それが評価されず、楽しめないことはある。厳しい状況にいる時、人は押し合いへし合いをするものだ。それは他のピッチでも見たことがある。」

対戦相手については、「相手は勝つしかないという厳しい状況にいる。誠心誠意良いプレーをし、たくさんゴールを決めているチームを予想している。我々を脅かすためにここにやってくるだろう。」

そして、「下位にいたチームが急成長してそこから抜け出し、我々を追い越した。我々は勝ちたい試合に勝てなくなっている。いくつかのことが重なって最高のレベルを発揮することができず、それが結果に響いてしまったが、それは言い訳ではない。我々がすべきことはそれを克服することだ。」

シガンダ監督は同じくベンチ入り禁止処分のアシスタントコーチと共に、スタンドから次の試合を見守ることになる。ベンチには監督から全幅の信頼を寄せられているアドリアン・シバンが座る。「アドリアンは1年中我々と一緒にいて戦略や分析で我々を手伝ってくれていて、我々のモデルや修正点、我々が抱えがちな問題を完璧にコントロールしてくれている。」

ベンチ入りできないことについては「とても残念だ。誰もが私のことを知っていて、私が静かな人間であることを知っているからだ。普段の私は尊敬と穏やかな言葉を発している。あの時は十分な準備ができていなかった。私はボールの問題を主張していたが、抗議していたわけでも文句を言っていたわけでもない。しかし試合は既に白熱していた。」と語った。