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JA

ホームで完勝

フロリアン、プリード、フアン・カルロス・レアルのゴールで、絶好調のレバンテに3-0と快勝

3つのヘディングで3ポイントを獲得。SDウエスカは土曜日のホームゲームで絶好調のレバンテに快勝した。苦戦が予想された試合だったが、前半中盤から思い通りの展開に持ち込み、3-0のスコアでレバンテを完全におさえこんだ。ホームで好調なウエスカだが、この勝利が「難攻不落のアルコラススタジアム」をあらためて、しかも強烈に印象づけた。 

対戦するレバンテは20試合連続で負けなしの強敵だ。それはこの試合の立ち上がりのピッチ上でも明白だった。試合開始直後から嵐のように攻め込んでくるレバンテは、前半15分、ロベル・イバニェスがシュートを放つが、ゴールポストとGKアンドレスのグローブに阻まれた。GKアンドレスのセーブがスコアレスをキープする一方で、ウエスカは徐々に攻め上がり、スペースを見つけ始める。

前半中盤を過ぎた頃からスイッチの入ったウエスカは、ホアキン・ムニョスが攻撃への素早いトランジションに貢献し、前半30分までに絶好の得点チャンスを2度も作った。 最初のゴールチャンスではシエルバのスペースへのパスをスピードに乗って受け、強烈にシュートしたが、レバンテのGKカルデナスにブロックされた。さらにリバウンドのこぼれ球からロングシュートを放ったが、これはクロスバーを越えた。オベングもGKカルデナスと一対一からゴールを試みるが、このシュートも枠から外れた。

だが、覚醒したウエスカの果敢な攻撃は、前半38分、シエルバのフリーキックをゴールエリア内で受けたフロリアン・ミゲルがヘディングで決めてひとまず報われる。先制点を挙げたウエスカは、この優位を無駄にするわけにはいかない。前半終了間際には、デ・フルートスの見事なクロスシュートを、GKアンドレスがまたもや神がかり的なセーブでコーナーキックに変えてみせた。

勝利を手にするまで残る時間は45分。シガンダ監督はホアキン・ムニョスに代えてマルク・マテウを投入する。ところがウエスカは1点差を守りきることにとどまらず、得点チャンスを重ねていく。GKカルデナスに阻まれたホルヘ・プリードのヘディングシュートは、オフサイドの判定だった。 しかしその5分後の62分、プリードはマルク・マテウのコーナーキックをヘディングで押し込み、リベンジに成功した。

後半中盤に差し掛かると試合は何度も中断し、両チームともナーバスになりプレーのリズム感がダウンする。そこで再び得点チャンスを見出したのはウエスカだった。ジェラール・バレンティンのクロスにディフェンスを抜いてヘディングで合わせたフアン・カルロスのシュートが決まった。81分、スコアボードが3 ‐ 0となったところでシガンダ監督はソコ、カリージョ、ビララサを投入。続く87分にトメオを投入し、95分間の熱戦の末、貴重な勝利でアルコラススタジアムに歓喜をもたらした。