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イダルゴ監督「今こそ力を合わせるとき」

SDウエスカの監督は、日曜日のエル・アルコラスでの重要な一戦を前にチームの一体感を求めた。

「自分たちが今置かれている状況をよく認識し、ことの重大さを理解し、現実と向き合う。そして、最重要事項は試合に勝つということを理解すべき」

ここから巻き返すポテンシャルを秘めていると確信した上で、イダルゴ監督の中ではチームがこの状況をどう臨むべきかハッキリしているようだ。

「選手たちは深刻な事態、そして緊急事態だということも理解している。ウエスカがプロサッカーに上り詰めるまでどれだけ苦労したか。それを失わないためにも、今から信じる心を力に変えたい。今こそ帰属意識を高める時。そこからチームも成長と同時に勝利の兆しが見えてくるだろう」

イダルゴ監督は目標もハッキリしている。

「プロレベルで戦えている価値を見誤らず、プロの肩書きを失わないようにしなくてはならない。SDウエスカをこのカテゴリーに残留させるという明確な目標のために戦っている。毎年当たり前のようにやっていることだが、簡単なことではない

その目標を達成するため、監督はハッキリ答えた。

シーズン残り10試合、もしくは残り5試合まで悠長に待っていてはダメ。今こそ力を合わせる時だ。ピッチに出る選手たちはユニフォームに恥じないように戦い、サポーターの顔に泥を塗らないように戦ってくれている事を忘れてはならない。6月にどんな結末が待っているかは分からないが、今はチームと共に団結して欲しい。選手たちを応援し、皆で力を合わせ、戦い、何が起ころうと見捨てないで欲しい。若手が多いチームだから今こそ応援を必要としている。そしてそれを誇りに思えるよう、我々もその分サポーターに返してあげたい」

この点に関しては、チームの課題について触れた。

「チャンスをもっと作り出し、ポゼッションもそうだが、とにかくもっとゴールに迫らなければいけない。相手の戦術や選手も可変していく。まずは、我々がやりたいことを理解した上で皆で力を合わせてやり遂げる。それには時間がかかるが、同時にそんな余裕もないことは分かっている

次の挽回のチャンスは、エル・アルコラスで迎えるアルバセテ戦。戦術やプレースタイルがハッキリしているチームだ。

ハードワークを強いられ、チャンスもたくさん生み出し、フィニッシュに持ち込むチームだ。最大限の集中力に加え、敵陣で存在感を示し、より多くのチャンスを作らなければならない」

そのため、サポーターの後押しを受けながら、チームが勇敢に攻めることを期待している。

チームには、自分たちが置かれている状況を自覚して欲しい。限界まで行く必要性を理解できたら、チームの成長スピードも速くなるだろう。もちろん、焦りはあるし、試合に勝たなければならないという事実は変わらない」