クコ・シガンダ監督「勝利は大きな励みになる」

ウエスカは今週末アウェーでセグンダ・ディビシオンの強豪、ラス・パルマスと対戦する。簡単な試合にはならないだろうが、勝てば「大きな力となる」とクコ・シガンダ監督は第25節の試合前記者会見でそう語った。「非常に良いプレーをするチームが相手だ。相手を圧倒し、ポゼッションがとても高く、さらに非常に自信を持っているチームだ。見ていて非常に魅力的な試合をし、それに加えて守備も堅い。そのためプリメーラ・ディビシオンへ自動昇格するチームの候補の1つだ。」と対戦相手について語った。

また、「非常にハードな試合になると予想する。相手は我々を圧倒し、守備面で我々に多大な努力を強いるからだ。そして最後に疲れが見えると、自分たちの攻撃のクオリティを最大限に活かし、相手を消耗させる。」と付け加えた。

しかし監督は「我々にも我々の良い所があり、ここホームでは良い試合をすることができたので、同じ気持ちで臨むつもりだ」と続けた。

チームの状況については「上を目指し続けるしかない。まだ試合はたくさん残っている。試合になかなか勝てないのは事実だが、負けているわけでもない。一番の目標を達成するためには勝ち点を獲得しなければならない。その後はそれからだ。次の試合は勝たなければならない。」

「ここ数試合では何が起きてもおかしくない状態で、試合は互角だった。相手よりもう少し決定力が必要だ。そして試合の中で、我々にはシーズン前半戦で見せたような強さやプラスアルファが足りない。」

そのため、「今週末の試合に勝つことは、気持ちの面でも、引き分けが続いている状態を打破するためにも、自分たちの仕事を再確認するためにも、大きな力となるだろう。一生懸命取り組んでいるが結果がついてこない。勝利は大きな励みになる。」と締めくくった。