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シウタ・デ・バレンシアでの開幕戦は無得点

LaLiga SmartBank開幕戦、ウエスカはレバンテと0-0の引き分けスタート

Liga SmartBankはシウタ・デ・バレンシアのレバンテ対ウエスカ戦で開幕した。豪華な舞台と主役たち、しかしリーグ戦第1節には完璧な脚本。熱帯のような気温の夜、まだまだ改善の余地がたくさんある両チームの対戦だったがスコアレスドローに終わった。ウエスカはゴールは生まれなかったもののその片鱗は十二分に感じられた。クコ・シガンダ監督のスタイルが浸透していた。

監督は初めてのスターティングイレブンを作る際、身分証明書は見ないと既に先週語っていたが、今日はそのことを証明した。アラゴン州出身でウエスカの下部組織出身のウーゴ・アングラーダとパブロ・トメオの両選手が本日金曜日、プロサッカー選手としてデビュー、前半、監督の考えが十分に反映されたパフォーマンスを披露する。エスクリチェとアブー・カンテを攻撃の起点とする4-4-2のフォーメーションはバレンシアの暑い夜に慣れるのに数分かかったが、すぐに機能し始める。

守備の激しさでは若いアングラーダと容赦のないプリードを擁し、相手エリアへボールを入れようと最大限のスピードを求め、非常にアクティブだったエスクリチェは早い段階でレバンテに既に2枚のイエローカードを出させる。エスクリチェにとって最も明確なチャンスは前半ロスタイムに訪れたが、ヘディングシュートはバーに当たってしまう。その前の30分にはソコがリバウンドからクロスシュートを放つがバーを越えてしまう。それから数分後、プリードのヘディングシュートはGKにキャッチされる。

後半は既に30度を超えた気温と第1節の練習不足が開始早々顕著になる。レバンテは明確なチャンスを得るが、メレーロはアンドレス・フェルナンデスが阻んだリバウンドをシュートするもののポストに当てて失敗。そしてその直後、ウエスカは選手交代を行う。デビューを飾ったソコとカンテの代わりにフアン・カルロスとホアキンがピッチに入る。そしてホアキンは最初に触ったボールでチャンスを作るが、マルク・マテウのクロスにうまくヘディングで合わせられずゴールにはならず。

試合残り15分のところでジェラール・バレンティンが投入され、橋本拳人がデビューする。レバンテは再びゴールを狙いに行く。今度はジョニ・モンティエルがペナルティエリア正面からシュートを放つが、GKアンドレスがはじいてコーナーキックに。ウエスカは猛攻に耐え、フレッシュな選手たちのスピードでゴールを目指し、ジェラール・バレンティンがゴールを決めるが、明らかにオフサイドで無効に。まだ時間は残っている。違和感を覚えて退場したフロリアン・ミゲルに代わって下部組織出身のエウセ・モンソーがピッチに入る。しかしウエスカは0-0のスコアを動かすことができず。セグンダ・ディビシオンで最も難しいピッチの1つで勝ち点1を獲得した。