
素晴らしいパフォーマンスのウエスカがブルゴスを破る
エル・アルコラスで行われたこの試合、ウエスカはフアン・カルロス・レアルの2ゴールで2-1で勝利。ブルゴスにPKが2回与えられるなど激しい戦いだった
その状況、その価値、そしてどのように獲得したかを考えると、黄金の勝ち点3ポイントだった。
事実、クコ・シガンダ監督は試合後の記者会見でチームのベストゲームについて躊躇なく語っている。ウエスカはブルゴスを破り、聖週間を締めくくる華々しい試合をファンにプレゼントし、最後はフアン・カルロス・レアルの2ゴールが試合を決定づけた。
激しい展開とエリア内での存在感。エル・アルコラスでの試合はこのように始まった。統計では守備のスペシャリストの2チームの対戦と考えられていたが、そうではなかった。最初の瞬間からGKが大きな主役となり、前半終了まで無失点に抑えることに成功する。
最初のチャンスはウエスカだった。試合開始わずか4分、フアン・カルロス・レアルが相手選手数人をかわしてエリア内にボールを入れるが、フィニッシャーが見つけられない。そのわずか3分後、チャンスのエリアは入れ替わり、GKアンドレスがライン上でクリアする。アンドレイ・ラティウはこの1週間、怪我に悩まされていたことを忘れさせ、パワーでサイドを圧する。そしてアンドレウがエリア内に入れたクロスをカリージョが頭で合わせるが、GKカロが手で先制点を阻止する。その5分後、シエルバのフリーキックからのプリードのシュートもブルゴスのGKカロが防ぐ。ブルゴスは反撃に出るが、ウエスカの時と同様に、GKアンドレスが現れ、ブルゴスがゴール前に迫るのを防ぐ。
ウエスカの先制点が入ったのは試合開始から30分後のこと。ラティウがエリア内に入れたボールをオベングがシュートするがゴールネットを揺らすことはできず。しかしフアン・カルロスが現れファーポストで押し込む。何分にも及ぶ検証の末、主審は最初のパスの前にフリックがあったこと、オベングが違法なポジションにいたとして、ゴールを無効とする。この一撃で崩れるどころかウエスカには反撃する強さがあった。ハーフタイム前にそのフアン・カルロス自身が素晴らしい2ゴールを決め、チームにとって素晴らしい後半を演出する。
まず、前半ロスタイム直前、バックパスでオベングがアシストし、フアン・カルロス・レアルのシュートがゴールネットに突き刺さる。2点目はそのわずか4分後、アンドレイ・ラティウのパスを受けたフアン・カルロス・レアルがペナルティエリアから強烈なクロスシュートを放ち、これが決まる。ウエスカは5分間で2-0とリードし、ロッカールームへと向かう。
日曜日のエル・アルコラスに降り注ぐ強い日差しの下、後半は試合の速いペースを維持することが難しかった。しかし47分、カリージョのヘディングシュートはまたもやGKカロが阻止する。ウエスカはゴール前にもっと迫るかのように見えたが、63分、エリア内での転倒によりウエスカはPKを取られる。しかしベルメホのPKは外れ、エル・アルコラスはまるで3点目が入ったような騒ぎとなる。選手交代後もチームがチャンスを生み出していたからだ。事実、86分には75分から出場したマルク・マテウがクロスシュートを放ち、試合を決定づけるチャンスを得たが、これはわずかに外れる。
試合は2-0で終了するかと思われたが、6分のロスタイムで試合は狂乱状態となる。ハンドがあったとしてコルデロ・ベガ主審はブルゴスにPKを与え、これをクーロが決め、スコアは2-1となる。ブルゴスはロスタイムの最後でウエスカを苦しめたが、試合終了のホイッスル後、ウエスカのファンの歓喜は更に大きくなった。





































