
残留を確実にする1ポイント
ウエスカはポンフェラディーナと引き分け(1-1)、数字上残留が確実となった。ハビ・マルティネスがウエスカのゴールを決めた。
ウエスカの狙いはエル・アルコラスでポンフェラディーナに勝ち、勝ち点50を獲得して今シーズンの目標を達成すること、そして安心してシーズン終了までの残りの2試合を迎えることだった。数字上は来シーズンもセグンダ・ディビシオンでプレーすることが確実となったが、エル・アルコラスで引き分けに甘んじなければならなかった。クコ・シガンダ監督はベンチ入り禁止処分のためスタンドからの観戦となった。ハビ・マルティネスが先制したことで、チームは正しい方向に向かうと思われたが、ポンフェラディーナはすぐに反撃し、最終的にこの試合は引き分けに終わった。
試合が進むにつれて引き分けに向かっていたが、ウエスカは危険を冒すことなく自分たちの目標を達成することを決意して今日の試合に臨んだ。そして試合開始からわずか5分後、マルク・マテウのエリア内へのクロスからティモールがヘディングシュートを放つが、ゴールには結びつかない。この最初のチャンスに続き、コーナーキックからファーポストでプリードがシュートを放つが、これは大きく外れる。フアン・カルロスとルベン・プリードのシュートも元ウエスカのGKミゲル・サン・ロマンが守るゴールを破ることができない。
ウエスカはゴール前に近づくもののシュートが打てず、ポンフェラディーナはそれを利用して前半最大のチャンスを得る。ライン間でボールを受けたナランホの強烈なシュートはポストにぶつかる。ポンフェラディーナはこのチャンスの後ゴール前に迫り、何分間にも渡ってウエスカのディフェンスにプレッシャーをかけるが、ウエスカは何とかそれを解決し、チームは主導権を取り戻す。しかしスコアレスのまま前半は終了する。
後半は両チームともあまり動きがない状態で始まり、プレーが組み立てられない。ウエスカは最初の交代でハビ・マルティネスを投入する。そして実質的に最初に触ったボールでカウンターを指揮し、自分でフィニッシュせずにアンドレイにパスを送るが、アンドレイはシュートが打てずに終わる。その後ウエスカは何度もエリア内に迫り、エル・アルコラスを活気づかせる。オベング、ジェラール・バレンティン、そしてティモールが強烈なシュートを放つが、クロスバーを越える。ウエスカはチャンスを得て、最後はマルク・マテウの強烈なシュートのリバウンドをハビ・マルティネスがシュートし、これが決まってウエスカが先制する。その直後マルク・マテウのフリーキックからのフロリアン・ミゲルのシュートはサイドネットに突き刺さり、2点目にはならない。そしてエリア手前からのシュートでゴールネットを揺らしたのはポンフェラディーナの方だった。
試合終了まで15分を切ったところでスコアボードは振出しに戻り、ピッチ上の緊張感は最高潮に達する。ウエスカの監督は選手を交代し、怪我から回復したホアキンとカンテをピッチに投入する。そしてロスタイムは両エリアでプレーが行われたが、数字上ポンフェラディーナは降格が決定し、ウエスカは来シーズンもセグンダ・ディビシオンでプレーすることが確実となった。


































