SDウエスカがアンドゥバで勝利
アスルグラナスは雨に見舞われた試合で、ビララサ、エラディ、シエルバのゴールでCDミランデスに快勝した(0-3)。
何時間も激しい嵐に見舞われ、ほぼプール状態と化したアンドゥバのピッチでSDウエスカは溺れることなく、探し求めていた息継ぎに成功した。悪天候に見舞われた試合で、勝利をかっさらったのはアスルグラナス(今回は十字架ユニフォームを着用)だった。2分間で立て続けにゴール、そして89分にダメ押しの3点目によってイダルゴ監督率いるチームは願ってもない勝利を収めた。
アンドゥバのピッチは、弱肉強食の法則に支配された。何故なら、試合開始の数時間前から止むことのない雨によってサッカーの法則に支配されることはなかったからだ。意図を持ったパスを3本ですら繋ぐことが難しく、相手のミスを狙いインテンシティで補うしかなかった。相手ゴールをより意図的に狙っているように見えたのはSDウエスカだったが、ゴールするまでには至らなかった。試合開始15分後、ジェラール・バレンティンがボールを奪うとファーを狙ったシュートが惜しくも枠内を捉えられなかった。
ハーフタイム直前、ルーレイロも先制ゴールを決めかけた。オスカル・シエルバのコーナーキックからジェレミーがヘディングで折り返し、ガリシア人選手のシュートをGKがライン上でクリアした。
後半に入り雨が強くなると、ミランデスはより相手エリアに接近しているように見えたが、アルバロを脅かすことはなかった。イダルゴ監督はベンチを動かし、最前線をリフレッシュさせようとオベンに代えてウーゴ・バジェホを投入した。
ピッチ入場後、ライン間の素晴らしいパスを受け、早速GKと1対1のチャンスを迎えた。しかし、1点目が入るかと思われた矢先、シュートはクロスバーを越えていった。その数分後、ハビ・マルティネスがミドルシュートを狙ったが、これもクロスバーを超えた。
そして、ようやく待望のゴールが決まった。ビララサが蹴ったコーナーキックは、誰もボールに触ることなくゴールに吸い込まれた。66分に先制したSDウエスカは、相手の最初のポゼッションを耐え、そのわずか1分後には素早く2点目を決めた。十分なスペースを確保できた状態でパスを受けたエラディは、本来は横パスを狙っていたが、ディフェンスに当たり跳ね返ってきたボールを押し込んだ。
試合終了まで残り20分、SDウエスカが勝利を逃すことは許されなかった。再びアンドゥバに激しく降り注いだ雨にも助けられ、何とか試合を落ち着かせることができた。残り10分、ニエトと橋本拳人が出場。89分、オスカル・シエルバがフリーキックを沈め、相手に逆転の可能性を失くさせ、アンドゥバまで駆けつけたサポーターに勝ち点3を捧げた。



















