エル・アルコラスで大きな一歩
SDウエスカは、ホームでオベン弾とエラディ弾によってFCアンドラを破り(2-0)、降格圏との勝ち点差を広げた。
7試合無敗、クラブ記録更新を含む6度目のクリーンシート。SDウエスカのFCアンドラとの試合は、シーズン佳境でアントニオ・イダルゴ監督率いるチームが叩き出している成績をさらに伸ばした。エル・アルコラスにいた誰もが、アスルグラナスがこのような完勝を収めるとは予想していなかった。前半から数的有利となり、目標に向けて大きな一歩を意味する勝ち点3を獲得し、降格圏まで勝ち点差6とした。オベンとエラディのゴールで、金曜日に迎えたSDウエスカのホームグラウンドは幸せでいっぱいだった。
というのも、30分も経たずしてSDウエスカは予想以上に楽なシナリオに遭遇した。27分、有利な状況でゴールに向かっていたサム・オベンをディエゴ・アレンデが倒し、1発レッドが提示された。そのフリーキックから、アスルグラナスが先制した。ビララサがエリア内にクロスを上げると、プリードが逆サイドのポストに折り返し、オベンが押し込んだ。今季6点目となる先制ゴールだった。アルバロ・フェルナンデスが守るゴールを脅かすことはなかったが、アンドラの特徴である高いポゼッション率に支配されていたゲーム展開に終止符を打った。スタジアムがチームのゴールを喜ぶと同時に、我がキーパーが498分間クリーンシートの記録を更新し、クラブの歴史に名を刻んだ。
数的有利に加え1点リードの状態で、イダルゴ監督率いるチームは追加点を決めかけた。エラディのシュートがゴールラインぎりぎりでDFに弾かれ、その直後にジェラール・バレンティンのクロスがポストに嫌われた。SDウエスカはホームで快適にプレーしていたが、ハーフタイム前にリードを広げることはできなかった。
後半も同じ展開が続き、SDウエスカが数的不利で劣勢のアンドラの隙を突こうとするも、勝利を決定づけるゴールまでは至らなかった。時間が経つにつれ前者の優位性は際立っていった。イバン・マルトスが敵陣までボールを運び、DFの間をすり抜けるパスをオベンに出した。しかし、そのボールをオベンはしっかりコントロールできず、シュートを完璧にミートできなかった。ゴールの兆しが見えてきた矢先、わずか3分後、64分にエラディが2点目を決めた。CKのセットプレーから始まり、ゴール真正面から打たれたボールはDFをすり抜けゴールに吸い込まれた。
2-0はほぼ勝敗を分けたスコアだったと言える。しかし、一矢報おうとアンドラが仕掛けた攻撃に対してもSDウエスカの守備陣は鉄壁の守備力を発揮した。イダルゴ監督はベンチを動かし、バジェホとコルタハレナを投入し、後者がジェラール・バレンティンの素晴らしい個人プレーから3点目に迫ったが、GKにセーブされた。監督はアレックス・バルボア、フアンホ・ニエト、ボリーバルを投入し交代枠を使い切り、チームに値千金となる勝ち点3をもたらした。
























