
2分間での勝利
ウエスカは後半開始早々のハビ・マルティネスとオベングの連続ゴールで今シーズン最後のアウェーゲームでルーゴを下す(1-2)
ウエスカは後半開始早々の猛攻でアンショ・カロで勝ち点3を獲得した。ハビ・マルティネスとオベングのゴールで苦しみながら勝利を収めた。ルーゴへの遠征はシーズン最後のアウェーゲームであり、シーズンを通してなかなか達成できなかったアウェーでの勝ち点3を獲得することが明確な目標だった。ルーゴは残留の可能性がなくなった今シーズンを自分たちのファンの目の前で最高の形で終わらたいという気持ちで試合に臨んだ。それがシーズン最後の遠征、アンショ・カロでウエスカが直面したシナリオだった。
リズムに乗るのに時間がかかる試合だった。ウエスカはボールを支配するが、ゴール前では切れ味が悪かった。クコ・シガンダ監督はベンチ入り禁止処分の2試合目、残留が決定的になった前節から先発メンバーを5人変更し、ハビ・マルティネス、エンソ・ロンバルド、フアンホ・ニエト、橋本拳人、ジェレミ・ブラスコを起用した。ルーゴはウエスカがチャンスを作れないことを利用してGKアンドレスが守るゴールに迫る。試合開始30分、相手エリアでボールを奪ってシュートを放つが、これはGKアンドレスが阻止する。
ハーフタイム後ルーゴは最初の攻撃で主導権を握ろうとするが、そのわずか3分後、ウエスカはたった2分で0-2にすることに成功し、この試合を実質的に決定づける。まずコーナーキックからハビ・マルティネスがシュートを決める。ウエスカはセットプレーをしっかり練習していた。そして50分にはオベングが素晴らしい個人技でボールを奪って走り込み、GKをかわしてゴールを決める。
その後ウエスカはベンチを動かし、まずホアキンとオスカル・シエルバを投入、次に負傷したジェレミ・ブラスコの代わりにティモールをディフェンスの中央に起用する。そして試合終了まで残り20分のところでルーゴはコーナーキックからゴールを決めて点差を縮める。ウエスカは勝利を確実にしようとソコとビララサを投入して交代枠を使いきる。ウエスカの良いコンビネーションからソコのシュートがゴールネットを揺らすが、プレー開始時のオベングのオフサイドで無効となる。
試合終了10分前には再びソコが明確なチャンスを得るが、これもまたオフサイドと判定される。そして3分のロスタイムが終了し、試合はウエスカの勝利に終わった。
































