
エル・アルコラスで最小失点の敗北
両者に得点チャンスがあった試合で、SDウエスカは、後半早々に先制したスポルティング・ヒホンに敗れた。(0-1)
長いロスタイムが終わるまでチャンスはあったものの、今回はゴールにボールは入らなかった。 SDウエスカは、後半立ち上がりにスポルティングが僅かなリードを奪った後、試合終了の笛が鳴るまで何とか勝ち点を奪おうと試みた。しかし、最後の時間帯は、統率よりも気迫で攻めたが、相手GKヤニェスがチームのヒーローとなり、SDウエスカを無得点に終わらせた。
モチベーションは、前節の勝ち点3を重ねた後に、エル・アルコラスで初勝利を挙げることで、シガンダ監督は、アルコルコン戦と同じイレブンを起用し試合に臨んだ。タイトなディフェンスと効率良い攻めが、勝利の方程式であったが、SDウエスカイレブンは、ホームのサポーターの前で同じ結果を出すことを望んでいた。
前半、数分間互角のボールポゼッションが続いた後、スポルティングが試合の主導権を握ったように見えたが、堅実な守備で相手に先制を許さないのが鍵となった。SDウエスカGKアルバロを脅かすシーンがいくつかあったが、素早い反応で対処した。相手の危険な時間は続くも、SDウエスカは積極的なプレーをみせたハビ・マルティネスを中心に、GKルベン・ヤニェスの守るゴールまであと一歩のところまで迫った。
そのうちのワンプレーでは、ボールがエリア内でロケ・メサの腕に当たったように見えたが、主審はこのプレーをVARチェックすることはなかった。しかし、ハーフタイム前には、SDウエスカの良い時間が続き、ロウレイロの自陣でのボール奪取から前線のカンテにパスを通し、カンテがゴールネットを揺らしたが、副審はオフサイドがあったとしてゴールは取り消しとなった。
後半開始早々、スポルティングはプレスをかけ、そのわずか4分後、ロングレンジからのシュートがオスカル・シエルバに当たってボールの軌道が変わり、GKアルバロも反応ができず失点した。カンテとミエルに代えてホアキンと橋本拳人を投入し、攻撃に刺激を与え、反撃を狙った。しかし、スポルティングは、カウンターアタックから勝ち越し点を挙げる絶好のチャンスを得たが、ゴールは枠外へと外れた。 何とか生き延びたSDウエスカは、勢いを取り戻し、GKヤニェスのミスを活かし、オベングがシュートを放つも、スポルティングディフェンスがゴールラインぎりぎりでカットした。
ボリバルとビララサが、残り10分のところでピッチに立った。そしてチームは、ホームでゴールを決めた前回のゲームのように前へ前へと攻め込んだ。そして、ハビ・マルティネスが、ウーゴ・バジェホの素晴らしい個人プレーの後、ゴールエリア内でボールを受け、ゴールチャンスを得た。ウーゴ・バジェホが、この日最後の交代となり、ディエゴ・アスナルにポジションを譲った。 試合終了直前、オスカル・シエルバが、直接FKから2試合前のゴールの再現となるかのようなシュートを放ったが、GKヤニェスはジャンピングセーブでゴールを死守した。
ロスタイムの6分間は、ディエゴ・アスナルがエリア内で倒され、イエローカードが両チームに出るところから始まった。フットボールよりもゲームを止まる時間が続き、試合は終了を迎え、SDウエスカは、水曜日の次節オビエド戦のことを考えるだけとなった。



