
ペナルティマークからの制裁
ウエスカは試合終盤にPKを決められ、勝ち点を獲得できずにブタルケを去る(2-1)
ウエスカはブタルケでPKという判決を言い渡された。2週連続で主審はPKを指摘、今回はハンドで確認に5分以上かかった。アンドレスはPKを阻止しようとしたが止められなかった。ウエスカは頭より心で勝ち点1を守ろうとしたが、今回は叶わなかった。
ウエスカは早い時間にビハインドを負う。試合開始からわずか6分、カルカブルのゴールでレガネスが先制する。そのわずか1分前にも、レガネスはチャンスを得るが、アンドレスがポストの根元で手でボールをセーブする。マドリードの暑い夜、レガネスはより集中力を高めてピッチに入り、ウエスカにプレッシャーをかける。20分、ウエスカは反撃を開始、しかしアンドレイのクロスからのマルク・マテウのクロスシュートはゴールネットを揺らすことができない。
しかしウエスカは相手エリアでゴール前に迫ることに苦労し、リードしているレガネスの方が有利に試合を進め、ゴール前で鋭いプレーを見せる。そしてウエスカはフアン・カルロスの数分間の素晴らしいプレーからハーフタイム前に同点に追いつく。まずカンテの頭上にクロスが入り、それがコーナーキックにつながり、フアン・カルロスがゴールラインからほとんど角度がない状態でゴールを決め、ウエスカは1-1の同点に追いつく。さらに前半最後にマルク・マテウがフリーキックを放つが、ゴールエリア内にいた選手は誰もシュートすることができない。
後半はレガネスの明確なチャンスで始まる。レガネスのフリーキックをウエスカの選手は誰もクリアできず、アンドレイとアンドレスが何とか阻止する。その後、カスミのオーバーヘッドをジェレミ・ブラスコが頭で阻止する。ジェレミ・ブラスコはサムエル・オベングと共にルベン・プリード(イエロー)とカンテに代わって後半からピッチに入っていた。レガネスは後半最初の15分で何度かゴール前に迫るがアンドレスがそれを阻止し、ウエスカは前半と同じシナリオを繰り返そうとしたレガネスを抑えることに成功する。
次の一手としてシガンダ監督はジェラール・バレンティンに代えロンバルドをピッチに投入し、攻撃をリフレッシュする。元ウエスカのダニ・ラバがピッチに入り、レガネスはプレッシャーをかける。試合終盤の87分、エリア内でのフリーキックの際にハンドがあったとして、主審はレガネスにPKを与え、観客は息を飲む。VARが介入し、主審に確認を求め、ブラルケの熱気が高まる。時間がかかったものの主審は判定を確認し、最終的にレガネスにPKが与えられる。アンドレスはシュートの方向を読んでボールに触れたものの、ゴールを防ぐことはできず、レガネスが再びリードする。ウエスカは残りの時間、心を込めてプレーしたが、レガネスの勝利で試合は終了した。この試合の終了間際にはウエスカBのストライカー、ディエゴ・アスナルがピッチに入り、トップチームデビューを果たした。またその直後にはウエスカのスローインのボールがないことに抗議したクコ・シガンダ監督が退場処分となった。ロスタイムにはオベングがチャンスを得たが、ボールは入らなかった。





































