SDウエスカが残留を決める
カルタゴノバでのエラディの2得点により、アスルグラナスは勝ち点3を獲得し、2部リーグ残留が決定的になった。
喜びのハグと凄まじい緊張からの解放。カルタゴノバで試合終了のホイッスルが鳴ってからは、それしかなかった。理由は、残留を数字的に決めたから。SDウエスカは、来シーズンもセグンダ・ディビションでプレーし続ける。FCカルタヘナ戦に勝ち、他の試合の結果を気にすることなく目標を達成した。アントニオ・イダルゴ監督を筆頭にアスルグラナスは残留という手柄を帰りの便に乗せ、激しいシーズンを締め括った。
数字の計算から逃れるため、アスルグラナスはカルタゴノバで勝ち点3を収める重要性を理解していた。エラディが第一歩を踏み出し、緊張で縛られていた足と頭に安らぎのひとときを与えた。前半13分、GKが弾き返したケントのシュートのこぼれ球を拾い、0-1とした。その前に、ハビ・マルティネスがエリア内で倒れたり、シュートを合わせるまで至らなかったクロスなど、SDウエスカはホームチームのエリアに踏み込んでいた。アウェイチームの2度にわたる警告から時間が経つにつれ、1点リードで試合は(特に前半終盤)互角の展開になっていった。しかし、SDウエスカは残留を近づかせる1点リードでロッカールームに戻れた。
後半はアスルグラナスがポゼッション支配に苦しむ中、カルタヘナが大きなゴールチャンスを迎えた。ペナ角からのフリーキックがアルバロのゴールを脅かした。パス精度の低い時間帯を乗り越え、ファーに送られたコーナーキックからSDウエスカが2点目を決めた。またしてもシュートを合わせたのは、エラディだった。
その後、イダルゴ監督はベンチを動かし、ジェラール・バレンティンとサム・オベンに代えてラファ・トレサコとルーレイロを投入。2点目に加え、この2枚交代が試合のテンポを和らげ、イダルゴ監督は3枚目の交代に踏み切った。残り15分、2得点決めたエラディに代わってハビ・ミエルが出場。最後にピッチに入ったのはカルロス・グティエレスとコルタハレナだった。0-2を最終的なスコアとし、試合は終わった。






