ラ・ロマレダで悪いスタート

高すぎる代償を払うことになった灰色の15分間。試合開始時に守備の乱れからわずか15分でサラゴサに2点のリードを許し、ウエスカはラ・ロマレダで大きな代償を払うことになった。ウエスカにとっては重すぎる罰であり、反撃できないまま、ロスタイムにPKを宣告されることに。

サラゴサが試合開始3分に先制し、15分も経たないうちに2点目が入った時、ウエスカはまさかこのようなネガティブなスタートを切るとは予想もしていなかった。敵地ラ・ロマレダでウエスカは大きな罰を受けることになった。このようなアドバンテージがLaLiga SmartBankでは貴重であることを知っている相手に対してウエスカは反撃を試みる。

ウエスカにとって最初のチャンスはエスクリチェのヘディングシュートだったが、これは右に逸れる。2点ビハインドというスコアもあり、ウエスカはそこから相手エリアへと攻め始める。その数分後ビララサがクロスシュートを狙うが、これは相手GKが身体を張って阻止する。しかしサラゴサは依然としてカウンターで攻め続け、前半は2-0で終了する。

後半開始直後、フリーキックがエリア内に入るがダニ・エスクリチェはシュートに持ち込めない。クコ・シガンダ監督はベンチを動かし、ホアキンとクリスティアン・サルバドールを投入する。その後主審が負傷したため長い中断に入り、これが両チームに悪影響を及ぼしてしまう。選手たちは冷静さを取り戻すことができず、試合終盤はほとんどプレーができなくなってしまう。試合終了まで残り10分、サラゴサは3点目のゴールを決めたが、オフサイドの判定でゴールは無効となる。そしてロスタイム、主審がエリア内でのハンドを指摘してサラゴサがPKを獲得、これをバダが決めて3-0として試合を決定づけた。